EC-CUBE プラグインのメリットとデメリット!

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プラグイン大好きな BLUE STYLE がプラグインのリスクを書かせていただきます。
まず前提として、EC-CUBE 自体は無料で利用できるオープンソースのショッピングカートになります。
EC-CUBE はカスタマイズ自由なのですが、カスタマイズするために業者さんに頼んだりするとそれなりの費用がかかります。
そのカスタマイズ作業を業者さんに頼まずに安価に楽に実装するための機能がプラグインになります。

EC-CUBE 公式フォーラムでも何回か制作会社様同士の書き込みで、実際に構築する際にプラグイン機能を利用するか、また利用できるレベルなのかどうかのやりとりを見たことがありますが、プラグインはそれなりのリスクそれなりのリターンだと思います。
制作会社様が嫌がる理由はプラグインの機能自体の信用性の低さです。
これはロックオンさんの管理体制の問題にn・・・・・

そして本題のリスクのお話。
プラグインを利用することで、完成後オープンしてからのサイトのカスタマイズに大きく影響します。
オープンしてからサイトを少しでも修整する際に、修整しないといけないファイルがどこにあるのかを見つけにくくなり、作業効率が格段に下がります。
お見積りをした際にお見積り価格が上がると思っていただいていいと思います。
数倍の価格になる業者さんもいらっしゃるでしょう。

そしてもう一つ、運営中のサイトへプラグインを新規インストールすることは基本的にお勧めしません。
プラグインは色々なファイルをハックする(乗っ取る)ため、動いているファイルを上書きして、プログラムが機能しなくなってしまうことが考えられるからです。

それと、プラグイン自体は様々な方が作成しており、制作における規則が一定ではありません。
そのため、不具合が見つかった場合の修整費用は高くなる場合が多いです。
基本的にはその不具合を制作者に問い合わせ、プラグインの更新を待つのが一般的ですが、プラグインの更新は時間がかかる場合が多いため、修整されるまでの期間をどうするのか?といったことも検討課題ですね。
まぁ、これはその時々で違うので不具合が見つかってからの対応でも問題ないかとは思いますが・・・

ちなみにプラグインの不具合とは、プラグインが機能しない場合ももちろんですが、脆弱性と言うセキュリティの穴が見つかった場合も含まれます。
EC-CUBE 自体のセキュリティはロックオンさんが責任を持って管理しているのですが、どうやらプラグインにはそういったセキュリティ面での管理体制が十分ではないようです。
今後、脆弱性が見つかる可能性がありますのでその時は対応しないといけません。

以上がリスクになります。

では、リスクばかり書いても印象が悪いのでメリットも書いてみようと思います。
プラグインを使うメリットはただ一点です。
初期のカスタマイズ費用(初期投資)がとても安くなります。
これから通信販売を始める中小企業のショップ様は売り上げの見込みもわからない、儲かるのかどうか決定的な見込みが立たないものに投資することが厳しいといった悩みがありますよね。
そのようなショップ様はプラグインをガンガン活用して、安く構築するのはとても意味があることだと思います。
大切なのはショップをオープンすることですからね。

少しでも安全で効果的なプラグインを探して上手に利用しましょう。
2014/06/11(水)

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